40代以降に特有の“痩せにくさ”とは？

私たちの身体は、何もしていなくても常にエネルギーを消費しています。

これを「基礎代謝」といい、1日の総消費カロリーの約70%を占めています。

しかし、40代を過ぎると基礎代謝量は20代の頃に比べて約10〜15％も低下します。

原因は主に以下の3つです。

• 筋肉量の減少

• ホルモン分泌の変化

• 活動量の低下（デスクワーク中心など）

特に筋肉は“代謝を生み出すエンジン”のような存在。

筋肉が減るほど、同じ生活をしていてもカロリーを消費しにくくなります

「若い頃と比べてそんなに食べていないのに太る…」

このような悩みの多くは、“食事の中身”が原因です。

年齢を重ねると、消化吸収機能が衰え、少ない量でも糖や脂肪を溜め込みやすくなります。

また、忙しさから「手軽なもの」「炭水化物中心」になりがち。

これが栄養バランスの崩れを招き、結果的に“痩せにくい体質”を作ってしまいます。

40代以降になると、仕事・家庭・子育て・更年期など、日常的なストレスや不規則な生活が重なりやすくなります。

これらが「自律神経の乱れ」を引き起こし、結果的に“太りやすく・痩せにくい”状態を作ってしまいます。

主な悪影響

• 睡眠不足 → 食欲をコントロールするホルモン（レプチン・グレリン）が乱れる

• ストレス過多 → コルチゾール増加で内臓脂肪がつきやすい

• 夜更かし習慣 → 代謝リズムが狂う

40代以降のダイエットでは、「体重を減らす」よりも「体脂肪を減らし、筋肉を維持する」ことが重要です。

なぜなら、筋肉が減ると代謝が落ち、リバウンドしやすくなるからです。

改善ポイント

• 体重計だけでなく、体脂肪率・筋肉量をチェックする。

• 体の“見た目の変化”や“動きやすさ”に注目する。

• **水分量を保つ（1日1.5〜2L）**ことで代謝をサポート。

Re:Bodyでは、定期的に姿勢分析・体組成測定を行い、数値だけでなく「見た目の変化」までサポートします。